HOME
「公共の色彩賞」受賞

親しみのもてる壁のデザイン
 魅力有る景観づくりに効果的に使われた色彩を表彰する「公共の色彩賞−環境色彩十選」に、川崎市の臨海部にある「かわさきファズ物流センター」が入った。市民グループの「公共の色彩を考える会」が2月27日に開いたシンポジウム「公共の色彩を考える」で選んだ。
 かわさきファズ物流センターは、川崎港を中心とした輸入促進地域の中核になる施設として建てられた。親しみの持てる色彩を用いた絵画的なデザインが壁に施され、効果的に演出されているとして十選に決まった。
 管理棟の植え込みには廃鋼材を使ったモニュメント(写真左下)がある。これも「一度役目を終えた鋼材に新たな役割を持たせて再構築した作品。近代文明の代表的素材である鉄に対する敬意を表現している」と評価された。
 

Copyright © 2005 Kawasaki FAZ Inc. All rights reserved